1・気功とは?

気功と聞いて皆さんはどの様なイメージを持たれるでしょうか?
恐らく馴染みのないもの、武術で使うもの?本当に気なんてあるの?といったものだと思います。

僕は佐藤気功の佐藤先生に気功を教えて頂いたので気功と言っていますが今はヒーリングというのがふさわしいと考えています。
人類の発生以降どこの地域部族種族にもヒーラーはいました。
彼らはマジシャン、呪術師と遇されて治療をしていました。ヒーリング能力は人類と共にあり、オプションではなく標準装備と思っています。
この事実が他の動物と人間との大きな相違の一つであり基本的な健康法と共に長く人類を支えて来ました。
気功による治療とは「生命力」を湧き上がらせて、人が本来持っている自然治癒力を最大にしようとする治療です。当院では気功を併用して治療を行っています。

2・気功を用いた治療

僕は鍼灸に興味を持って取り組みましたが、葛藤が自分の中でありました。それは今のハリの人たちは本の中の昔の名人のようには治せないでいる。僕にはそう見えました。そんな中で気功と出会い、これこそは最高の可能性を持っていると実感するに至りました。
僕は佐藤眞志先生の「スピリチュアル気功」(現在は佐藤メソッド)を治療に導入し始めました。
一般的な気功法では、「気」はお腹などの気功法では丹田と呼ばれる体の部位を重心に集まると考えられています。しかし、佐藤メソッドの考え方では、「気」の重心を足裏まで下げることができます。足裏を基盤として意識することで肉体や精神の能力を発揮できるようになり、自分自身の内側からも気を湧き上がらせることができるのです。
自分の内側から沸き上がる気のエネルギーとつながることが、良い治療の結果を得ることになります。

現在の僕の気功治療は触ると治る、思うと治るというシンプルはものになっています。

3・実際の治療の事例

【事例1】 下半身麻痺の中華料理店オーナーシェフの男性
気功について深く勉強をして半年後、その後の治療を決定付ける出来事がありました。それはある下半身麻痺の男性を気功で治療をした際に、男性がとんでもない回復をしたのです。下半身に麻痺を発症したその男性は、都内の大学付属病院の神経内科に搬入され、さまざまな検査の結果、脊髄麻痺で回復の見込みなしと診断されていました。奥さんの強い希望で診療におとずれたその患者様は、通院による気功治療の結果、倒れてから三ヶ月で杖なしで歩き、自転車や車の運転ができるまでに回復しました。
それから私の治療観は大きく変わり、ただの整形外科医から治療家へと局面が変わりました。この事がきっかけとなり気功を用いた治療法に私は無限の可能性を感じました。

【事例2】 ぎっくり腰が痛くて眠れなかった男性介護職
当院を受診する患者様の症状で特に多いものが、ぎっくり腰に代表される腰痛を訴える患者様です。その事例の一つを次に紹介します。
その男性はその日の朝一番に診療におとずれた患者様でした。診療開始時間を待つ間も体を歪めて立っていたようで、典型的なぎっくり腰の様相です。話を聞くと、昨夜から痛くてあまり眠れなかったのだといいます。介護職の仕事をしているため、普段から腰への負担が大きく、そのため腰にきたのだという話でした。説明しながら腰をさすって気功の治療をほどこすと、「歩いて」や「走って」などの声かけにも苦もなく応じられるまで、ほぼ完治に近い状態に回復しました。
眠れないほどの腰痛に苦しんでいたご本人としては、「なんで治ったんですか」と非常に不思議そうな様子でしたが、それこそが気功治療の魅力といえるでしょう。

【事例3】 娘にすすめられて来院した五十肩で悩む女性
腰痛についで診察の希望が多い患者様の症状が、背中の痛みや肩こりを訴えて来院される患者様です。その一例として、五十肩に悩まされて来院された62歳の女性の事例を紹介します。
女性はここ一年ほど五十肩に日々悩まされ、ブロック注射などのさまざまな治療を受けているが、夜寝ていても痛みがあり、右の背中も痛むとの話です。東京にいる娘さんの捻挫が当院を受診した際に1回の受診で治ったため、娘さんからの強いすすめがあって岩手からとうとう上京してのご来院でした。しかし翌日には帰ってしまうということで、娘さんの話に聞いている1回の診療での症状改善を期待されていると考えた私は、気合をこめて気功治療にのぞみました。
このような娘さんのすすめによる母娘での来院というケースも、当院では非常に多いご来院のケースです。