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以前病院で働いていたときに毎週~隔週に欠かさず通ってくる70代の女性がいた
年中 腰が痛い、膝が痛い、肩が痛い、背中が痛いと訴えていた
レントゲンでは骨も関節もガタガタで、工業製品なら修理は無駄ですよ、買い替えしかないですよという満身創痍で調子の悪いときはタクシーの運転手が受付けまで抱えて連れてくる程でした
僕としても本当に色々と工夫努力して頑張ったがはかばかしいことは無かった
長い通院歴の中でこの患者さんが殆ど完治したこと二回だけあった

ある朝外来で元気に入って来た、銀座で遊びまわってきたと言う
もうルンルンよと言ってスキップしてみせる、女の子のようでこれには驚いた
どうしたのですかと聞くと長いこと株屋に預けっぱなしになっていた株があった
一度精算しましょうと言われて精算したら戦後の経済の高度成長で二千万以上のお金になっていて、それを受け取ったと言う、この絶好調は一週間ほど続いた

もう一度同じようにスキップすることがあった
戦後 戦災孤児のための孤児院を作るので教会で信者さんから寄付を募ったことがあり寄付をした
その後何十年もたって建物も老朽化し孤児もいなくなったので更地にして売却した
教会がそのお金を寄付金の割合に応じて返してくれたのが、二千万と少しあったと言う
このときも一週間絶好調だった

(この人は元女社長で戦後会社を興して財を成したという
自分達夫婦は子供のためと思って頑張った、それが今になってみると子供達はそれぞれにお金持ちになっていて遺産は全然要らないからお母さん達夫婦で全部使ってしまってくれと言うのでそれが寂しいという悩みを聞かされたことがあった
このようなお金持ちで効果が一週間あったのだから普通の人では一年はもつのではないか)

医者として本当に全力を尽くしたが二千万円の力の前には全くのゼロだった、完璧に負けを痛感した、

しかし後年になって自分の間違いに気づいた
医学がお金に勝てないと言うことではなくて、体は気持ちで変わる、人間は体より気持ちが大事と言うことだったんだと判った

更に最近思うことは気功はハッピーな情報とエネルギーを送るので二千万円より強力で可能性も大きい
二千万円ができないことも気功は出来ることもある、二千万円は要らない

こういうことだったのです